俺、ツインテールになります1巻感想

ネタバレ注意

俺、ツインテールになります。(ガガガ文庫)

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2012年6月19日発売

ガガガ文庫

2014年10月アニメ放送

作者水沢夢

あらすじ紹介

地球を守るため、総二もツインテールになる

観束総二はツインテールを愛する普通の高校生。

ある日、彼の前に異世界から来たという美少女トゥアールが現れる。

時を同じくして、総二の住む町に怪物たちが出現

この世界の全てのツインテールを我らの手中に収めるのだ。

彼らは人の精神エネルギー属性力を糧に生きる異世界人だった。

トゥアールから、強力なツインテール属性で起動する空想装甲を託された総二は、

幼女のツインテール戦士テイルレッドに変身

こうして異世界の変態たちとの壮絶な戦いが始まった

第6回小学館ライトノベル大賞審査員特別賞受賞作。

今回私がこの小説を手に取り、選んだのには理由が二つあります。

ひとつはこの素晴らしい世界に祝福を!というアニメ放送に伴い、その面白さから原作を買っ

たことに起因します。小説、とりわけライトノベルは色と買ってきましたが、あそこまでギャグ

に徹底したライトノベルは買ってなかったからです。私は小説で笑って楽しめるギャグ小説

を知り、他にもないかと探したところこちらの小説に行き当たりました。

二つ目は他でもない私がツインテールを好きだからですかね。

私がツインテールを好きになった経緯というかキャラクターはDCダカーポ芳乃さくら

が一番です。やはりツインテール王道は金髪ロリツインテール

そして両端で結んだ髪は肩より下。これこそがツインテールの最高の形態だと私は確信して

います

他には戦場のァルキュリアのアリシアやDGray-manのリナリーなど昔からツインテール

こよなく愛していたからこそ思わずこの作品に惹かれたのだと私は思います。

さて、本作に関係ない前置きが長くなってしまいました。ここからは本作の魅力についてお話

させて頂きたいと思います。

この小説を一言で言い表すならば、読者がツッコミ役と言えるでしょう。

それこそ非常識が常識の世界観です。ツインテールをこよなく愛し、無意識のうちに幼馴染の

髪を触ったり、入りたい部活でツインテール部と書いてしまったりする主人公観束総二が作中

最も常識人という時点で察せる程、登場人物もまた一様に非常識なのです。

敵も同様で人間の属性。所謂好きなフェチを生命力として吸収する事が生きる糧とする生命

体で、属性そのものが命を宿したようなものであり。その為属性に掲げる思いは強烈であり、

それを惜しげもなく全面に押し出す。つまり全員軒並み変態だということです。

侵略宣言を全世界に発信している中で体操服ブルマの属性を頂くと豪語するほど奇天

烈な敵だ。

またアニメを見た方ならご存じかと思いますが、敵キャラクターの声優が軒並みベテランだと

いうのも一つのギャップとして機能しています。

まず初戦の相手

リザドギルディ玄田哲章

二戦目の相手

タトルギルディ黒田崇矢

三戦目の相手

フォクスギルディ関俊彦

そして幹部

ドラグギルディ稲田徹

以上1巻中の登場敵キャラクターだけでもこれだけの有名声優が担当し、且つ変態台詞を吐

くとはなんたる贅沢。素晴らしい。私は是非アニメを見てから本作を手に取って頂きたいと思

います。脳内でCVが再生されて面白さが増します。

勿論、作品の面白さはギャグだけではありません。

総二の信念ある思いで挑む戦い。

挫けない思い。

逆境に立ち向かう勇気。

そして友情。

ヒーロー物に必要な要素も豊富にあり、燃える展開も多いです。特に1巻最後のドラグギルデ

ィとの死闘は手に汗握る熱い戦いでした。

私がここまで熱中できたのには理由があります。それはこの作品のもう一つの議題がヒーロー物だからです。

私が本作を読んで思い描いたヒーローは仮面ライダーです。少女たちが変身して戦う事で言えばプリキュアを思い浮かべる人が多いと思います。しかし、私は仮面ライダーを思い浮かべました。より具体的に言うと私世代ド直球のクウガとアギトですね。未だにクウガの最終回だけ生で見れなかったことが悔やまれます。まあそれは置いておいて、本作の作者水沢様はヒーロー物の知識と理解に明るいのか、展開が仮面ライダーのようにピンチからの仲間登場であったり、敵組織の総出演であったりと王道をおさえています。最も、登場する敵は全員変態である他に、ピンチ的展開もそんな理由?と思わずツッコミしてしまう程ギャグ世界での話ですけど。敵眼前での初めての変身など、クウガ第一話を思い出して思わず涙腺が熱くなります。変身当初の戸惑いも懐かしい仮面ライダーのノリです。

ああクウガ見たくなってきた。

爬虫類や昆虫のような見た目で人間ベースの敵キャラクターも仮面ライダーの敵キャラクターを想起させます。

他にプリキュアではない理由としては武器を用いている点です。本作ではテイルレッドもテイルブルーも、武器での戦闘を主軸にしています。だからそこ肉弾戦のみを得意とするプリキュアと、平成仮面ライダーからの武器の多様さに触発されて連想したのだと私自身は分析しています。

盛大に話が明後日の方向にずれました。話題を戻します。

アニメと小説1巻の感想を見ていると、幼馴染の愛香が暴力的すぎるという意見も良く耳にし

ました。確かに昨今の作品は昔ながらのツンデレ暴力ヒロインというのは少し珍しくなってきま

す。私はある一点を除けは好きです。ある一点とは理不尽な暴力。理由の無い暴力を扱うヒ

ロインが嫌いなだけです。例えばISのヒロインなどです作品を貶めるつもりはありません。あくまで個人的な意見です。

自分から誘っておいていざ恥ずかしい部分を見られると暴力を振るうといった。原因は本人に

あるのにそれを相手にぶつけるヒロインが私は嫌いです。

それに比べて本作のヒロイン愛香は主人公を殴るといったことは殆どありません。だいたい主

人公がデリケートな発言をしたことが原因であり、それは本人も分かっているからです。トゥア

ールに対する暴力であってもそれは本人がドMな事と愛香を馬鹿にする言動が多あるから

で、決して不必要な暴力はしていないのです。ましてや色目を使われて色目を使った方に暴

力が行く分、主人公に理不尽に振るうよりよっぽどマシです。

閑話休題

結論を述べますと、私は本作に登場する奇天烈な人物其が面白く魅力的だから好きになっ

たのも確かにあるのです。

あ、トゥアールは唯の痴女としか認識できないので除外させて頂きます。

あれ?愛香も読み終わると暴力してたとしか。

総二の母は中二病を極めし偉人という見解に。

ま、まあ。魅力的愉快な登場人物によるギャグが実に面白く、暑苦しい程の変態熱血バト

ル。この二つがこの作品の良さです。

私としては是非アニメだけで満足せずに本作品。俺、ツインテールになりますを読むことをお

勧めします。

内容が薄い。

ヒロインが嫌い。

という意見が多く散見しますが、私個人の感想としては主人公最初の戦いから敵幹部まで流

れるように自体が動いていく展開のスピーディーさにも読み易さという点で評価しています。

小説という括りであれば不満は理解できますが、これはライトノベルです。本来気軽に読める

事を前提とした書物である故に、何度も読み返せる気軽さと手軽さは素晴らしいものがありま

す。是非気軽に読んでいただき、笑える展開に腹を痛めてください。

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